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発明の抽出/創造

当所の最も大きな強みは発明抽出/創造力です。発明抽出とは、お客様からいただいたアイデアから権利として保護しうる“発明”を抽出するプロセスです。知財部があるお客様の場合にはすでに発明が抽出されていることもありますが、そうでない場合には当所で発明を抽出いたします。また、発明の抽出より一歩踏み込んだ発明“創造”をする場合もあります。「素晴らしいプロダクトを思いついたけど、どこを特許で保護できるのだろう?」といったご相談をいただいたときにこちらで発明を創造します。ブレストを経てさらなる発明が生まれることもあります。当所がご提案した機能をプロダクトに実装していただいた事例もございます。

なぜ強いか?

当所のお客様の50%程度がスタートアップ/ベンチャー企業(メガベンチャーを含む)であり、多くのメンバーがスタートアップ案件を担当しております。スタートアップの場合、そもそも“発明”の形になっていない段階でご相談されるので、必然的に我々の発明抽出/創造力が強化されます。また、大学、研究機関、グローバル企業からの案件も取り扱っており、さまざまな段階/タイプのアイデアに向き合うことで、さらに発明抽出/創造力が向上します。そして、所内で定期的に発明抽出/創造力を鍛えるためのトレーニングを実施しております。このトレーニングでは、担当者が仮想の発明者としてアイデアを説明し、他のメンバーがその場でヒアリングを進めて発明を抽出・創造します。これによりメンバー全員の能力が底上げされます。

お客様の特性に合わせたサービス

当所のお客様はさまざまなバックグラウンドを有しておられます。特にスタートアップと大企業では、知財活動に対する方針、体制、リテラシー等が大きく異なり、同じような姿勢で向き合っていると個々に最適化したサービスを提供することは困難です。

そこで、全メンバーに以下の「スタートアップ担当時の15の心構え」を教育し、日々の業務で培ったスキルをスタートアップ以外のお客様の案件にも持ち込んでおります。この心構えは、スタートアップ以外のお客様へのサービス提供にも役立つものと確信しております。

これにより、スタートアップ案件で培ったスピード感を大企業案件に、大企業案件で培ったクレームドラフト力をスタートアップ案件に持ち込んでおります。このように、異なる文化をオーバーラップさせ、満足度の高いサービスの実現に向けて努力を重ねております。

また、スタートアップ案件で培ったスピード感は、大学関係者にもご好評をいただいております。特に多いのが、「先生が来週論文発表するらしいのですが、間に合いますか!?」というケースです。研究所の場合も同様です。「協業先に来週ビジネス提案をすることになりましたが、間に合いますか!?」という調子です。

このように、お客様の特性に合わせて求められる資質を言語化し、相手に合わせてさまざまなご提案をできることがIPX最大の強みです。

発明発掘会議

一般的な特許事務所の機能(権利化、調査、鑑定等)に加え、「発明発掘会議」を開催させていただいているお客様もございます。例えば、4半期に一度、社長、役員、エンジニア、知財担当者等とともに、当所のメンバーが数名で「発明発掘会議」を開催しております。その場で10件以上の発明を発掘することもあります。これは、上記の「発明抽出/創造力」がなせる技です。

また、お客様が提供しているサービスを当所でも利用させていただいている場合には、ユーザー視点での機能提案まで踏み込んだご提案が可能になります。